2020年3月16日から閉館です。ホームページで確認してください。米国国立公文書館、大統領図書館の閲覧室はすべて閉鎖です。
2021年8月2日から部分再開をはじめるようです。残念なことに、8月23日に再び閉館になったとのことです。訪問前にホームページで確認してください。
アムトラックでニューヨークのPenn Stationまで行き、地下鉄1、2、3乗り場に歩いて向かう。着いたら、メトロカードを買うのだが、奥の売り場のほうが人数が少ないので、そこでMetroCardを購入する。10ドルで買う「FAST」が簡単であるが20ドル札を入れるとお釣が出ないので、YESか NOで返事をし、YESを押すと19ドル入金される。1ドルはカード代金。NOを押すと最初からやり直しになる。10ドル分用意して、「FAST」を買うのがいい。ホームに行くにはカードをスラッシュすると入れる。地下鉄1番ホームでも2番ホームで3番ホームでもどこでもよいが、上を眺めて人が多そうなホームに行き、北行き(UPTOWN)に乗り込み、Times Square-42 Stで下車して、地下鉄S(Shuttle to Grand Central)に乗車して、Grand Central駅に行き、そこから改札を出てGrand Central Term,Metro North方面の掲示に従い歩けばよい。直進すると右側にInformationがあるので、そこで切符売り場を尋ねてもいいが、Informationの近くにMTA METRO-NORTH TICKETSという表示があるので、そこに行き、Hudson Lineの終点Poughkeepsieまでの切符を購入する。Off Peakで18.5ドルである(2018年9月)。二時間ほどかかる。Poughkeepsieからはタクシーしかないが、駅を出たところにタクシーが待っている。Hyde Parkまで15ドル。
ここまで電子化するのかと思うのがモーゲンソー日記である。日付けで並んでいるが、その日に関連する書類が添付されている。1日あたりのモーゲンソー日記のすごい情報量には圧倒される。おそらく他の資料とリンクさせて、同日の関連資料を閲覧できるようにしているのであろう。
モーゲンソー日記だけで十二分に堪能できる。電子化されているので、日本でも読むことができる。資料の電子化の「金字塔」であろう。
PSFの資料群も国別で纏められているので、有用である。これもほとんど電子化され、ネット公開されている。FDR大統領図書館で現物を手にとってよむこともできる。FRUS(米外交文書)やPHI(パールハーバー査問)に採録されたこともわかる。
http://www.fdrlibrary.marist.edu/archives/collections/franklin/
カートの最上段に閲覧中の箱を置く。これは米国議会図書館と同じやり方である。デジタルカメラで撮影するときに、ホッチキスされたところ(紙の複写物)は押して折り曲げてはいけない。オリジナルの場合はホッチキスを外してくれる。
Pull Timesは、9:15AM 11:00AM 2:00PM 3:45PMであるが、初回の訪問時にはすぐに出庫してくれる。
閲覧まで
Visitor Centerに入り、左に少し入り右に出る。150メートル先の建物がFDR図書館・博物館である。
Franklin D. Roosevelt Library and Museumの入口でResearch Identification を見せ、首ひもの付いたパスを受け取り、右手の扉を開け、階段で3階まで上がる。(はじめて訪問するときには警備員に研究にきた旨伝えれば、スタッフを入口で待ち、エスコートを受け、3階まで上がる。1年間有効のResearch Identificationを手書きで作成する。(2018年9月に20年ぶりに訪問した際には、パスポートと米国立公文書館の入館証を提示した。首ひもの代わりに、Resercherと書かれた一時的な入館証を渡される。それを着けて、階段を上がれば、Reserch Roomである。)閲覧室に入と申請書に必要事項を記入して、ロッカーの鍵を渡されるので、カバンをロッカーにいれる。開館時間は8:45AM~5:00PM https://fdrlibrary.org/ja
インターネットで同図書館にアクセスすれば所蔵資料の一覧が可能である。例えば、財務長官モーゲンソーの日記(資料も添付)のカード目録は詳細で有用。(わざわざアメリカに行かなくとも国内でマイクロフィルムが閲覧可能であるが、カード目録は日本にはない)1996年にS.ウェールズ国務次官の個人文書が公開された。FDRの閣僚のマイクロフィルムも充実している。https://fdrlibrary.org/research-visit
ネットで公開されていない個人文書もあるが、主要な資料群は電子化されている。
2次文献は閲覧室に備えられている。
コピー
コピーはカードを受け取り、コピー枚数がカウントされ、退出時もしくは最終日に決済する。領収書は出してもらえる。コピー番号の書かれたホルダーにコピーを貯めていく。コピーする前に1Boxごとにチェックを受けるが、1つのホルダーをコピーしたあとで、また次のホルダーを取り出す。閲覧するときもホルダーは1つだけ卓上に取りだしてみること。値段はコピーが15セントでマイクロが30セント。マイクロとPSF(President Secretary File)はコピー前のチェックは不要。
2018年9月訪問時にはコピーも可能であったが、すでにネット公開されているので、飛行機の機内で読みたいものだけコピーすればいい。デジタルカメラで撮影すればよいが、ネットで閲覧できる。
デジタルカメラでの撮影はOKである。ラップトップ(ノートPC)も持込める。
交通
New York市内のGrand Central TerminalからHudson Line(Metro North Railroad)に乗り、終着駅のPoughkeepsie(プーケプシイと発音するがケプシーとも聞こえる)まで約2時間20分かかり、9ドル50セント。2018年9月の料金は片道18.5ドル(Off Peakの値段)Penn-StationからAMTRAKでPoughkeepsieまで1時間半でいく手もあるが、本数が少ない。
Poughkeepsieの駅からはタクシー。電車がPoughkeepsieにつくころを見計らって、駅を出た正面の坂道に駐車し、運転手が客をさがしている。(2018年9月には20年前と同じく、それ以上タクシーが並んでいた)つかまった振りをして捕まえて、Hyde Park方面に行きたいといってホテル名か住所を言えばよい。タクシー料金は15ドルと決められている。チップ込みで18ドル払えばいいだろう(2018年9月)。
ホテル
★Quality inn Hyde park
4142 Albany Post Road, Hyde Park, NY12538
隣のガソリンスタンドのFood Martで飲み物やカップラーメン、パン、ビールが手に入る。2018年9月にはこのホテルに宿泊した。朝食でワッフルをたべることができる。徒歩10分ほど。ExpediaとかBooking. comで予約ができる。大学院生には少し値段が高いかもしれないので、下記のホテルにFAXで申込まれたい(FAX番号とメールアドレスを書いておくこと)。電話でも大丈夫。
★The Golden Manor Motel(徒歩圏で5分)
RT.9 Hyde Park NY 12538
電話:845-229-2157 FAX:845-229-6127
Franklin D. Roosevelt Libraryに最も近くて価格も手ごろなのが、The Golden Manor Motelである。小さなキッチン付。韓国人女性が経営者で親切。オフシーズンは一泊40ドル。値段はFAX:845-229-6127まで問い合わせられたいとの話。2018年9月にお伺いした値段は65ドルから75ドルとのこと。電話で人数などを伝えてほしいとの事であった。FAXで申込めばいいだろう。
Poughkeepsieの方向に10分ほど歩けば、左手にスーパーマーケットがある。ここで食材を仕入れてキッチンで料理すればよい。
★The Village Square(徒歩圏で12分)
4156 Albany Post Road(Rte.9), Hyde Park, NY 12538
電話:845-229-7141 FAX:845-229-7142
このホテルは大雪の日には早く閉めるので、それだけ注意。イタリア系アメリカ人の経営で、隣のレストランCoppoler’sも同じ経営者。下記は11月から4月末日までの料金。20年前の料金です。
One Bed:平日 45+Tax 週末 60+Tax Weekly $300+Tax
Two Bed:平日 55+Tax 週末 65+Tax Weekly $350+Tax
Suite: 平日 60+Tax 週末 70+Tax Weekly $400+Tax
2018年9月に訪問して値段を聞きました。Weekly Rateは現在ないとのことでした。下記の料金はOne Bed Roomです。FAXで申込みください。(20年前に大雪の日に深夜にたどり着いたと思ったら、閉まっていたことがありました。その時に泊まったのがSuper 8でしたが、現在其の場所にQuality Innが営業している。)
日曜日から木曜日まで 税込みで61.67ドル
木曜日から土曜日までが税込みで78.49ドル
食事
Franklin D. Roosevelt Library and Museumの(昔の)入口(2018年には閉鎖されているが通り抜けられる)にHyde Park Brewing Companyがあり、昼飯と晩飯は大丈夫。隣の建物の門Visitor CentorにCafeがあり、簡単な食事ができる。 近くにお土産のお店があり、Roosevelt関係の本も販売されている。