アーカイブ(文書館)を利用するときの実践的な情報をご紹介します。財政的に厳しい大学院生のために、このページを書いています。少しでも役立てばと思います。情報が古くなる場合もありますが、変遷の跡を知ってもらうために、残している場合もあります。若いときに海外アーカイブで研究の幅を広げることができれば、それが後の研究や文筆活動に生きてきます。ぜひ一度海外まで航空券の安い時期に足を伸ばしてください。若いときには相部屋のユースで寝泊まりして、安いバスで移動してください。年を取ると、きつくなります。
資料に基づく、自由な発想に満ち溢れた研究の一助になればと念じています。
このホームページに掲載した記述に基づき、厳選して、片手で持ち運びできるブックレットスタイルの『めからウロコの海外資料館めぐり』(クロスカルチャー出版、2019年6月)を刊行いたしました。写真を30枚入れました。大学院生、若手研究者、好事家の皆さんに費用をかけずに海外に出かけ、効率よく資料調査するノウハウを盛り込みました。ホームページの情報は訪問中にアップデートを心がけます。
『めからウロコの海外資料館めぐり』ですが、アマゾンで購入できます。またジュンク堂書店、丸善の店頭に置かれています。直接クロスカルチャー出版に注文しても、送料はかかりますが、購入可能です。拙書『太平洋戦争と石油』ですが、古書店で高値がついていますが、日本経済評論社のホームページからOn Demandで購入可能です。入手が困難なときには、クロスカルチャー出版社、日本経済評論社に直接注文下さい。