中国の高速鉄道
各駅停車であるが、中国全土を高速鉄道網で結ぶという野心的な鉄道である。二等車両は2列と3列であり、日本の新幹線と同じである。トイレは2室しかなく、日本の新幹線よりも不便。各駅停車にすることで、多くの乗客の利用を促し、それでコストを下げることができる。二等は座席指定で、車掌が乗車券と身分証(パスポート)をチェックするため、回ってくる。高速鉄道の駅は大都市になれば2駅から3、4駅と増えるので、必ずどこなのか確認すること。例えば、上海では、上海駅、上海虹橋駅、上海南駅がある。高速鉄道を在来線のように張り巡らし、国民の足にしようという構想がよくわかる。
鉄道駅への入り口で荷物検査がある。荷物検査を受ける前に、乗車券を購入しなければならない。乗車券とパスポートを提示して、駅舎に入ることができる。中国の駅舎には店が並んでいるし、トイレもわかりやすい位置にある。トイレにお湯と水が無料で提供されている。ホームの入り口に並び、到着の10分から15分にホームに降りる。ホームには売店はない。高速鉄道のホームを示す大きな掲示板があるので、プラットホームを確認できる。
外国人は、切符売り場(窓口)で切符を購入しなければならない。購入時にパスポートを提示する必要がある。中国人は身分証明書を提示さなければならない。スマホ決済(バーコードタイプ)が中国では急速に普及しており、スマホ決済で世界のトップになる技術の獲得を狙っている。浙江省では小さな店までスマホ決済で、現金が使えないのには、閉口する。アリババの本拠地であるためかスマホ決済が相当普及している。浙江省ではスマホがなければどうにもならないのが現実。スマホを紛失したら、大変なことになる。
中国でスマホを使う際には、SIMのデータを最新にして、細心の注意をはらうこと。中国は世界最先端のスマホ技術を追及している。脱税対策、偽札対策という側面もあるだろう。スマホ技術で世界最先端技術で一挙に躍り出ようとしている。
三輪が乗車した高速鉄道は以下の通り。
杭州本駅から紹興北駅 11月25日 14時1分発 4号車8F 19.5元 G581
紹興北駅から南京南駅 11月27日 11時14分 15号車6B 137.5元 G168
南京駅から上海駅 11月29日16時13分 3号車6号 139.5元 G7063
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