フェリーに自家用車を載せて、新門司港と大阪南港間を往来できます。夕方5時発(車の乗船は16:00頃から開始、早めに行けば第六甲板に駐車できる)、朝5時30分着の第一便と、19:50発で08:30到着の第二便がそれぞれ運航されています。ネットから予約すると船得(WEB割)がありますが、シティラインカードの入会すれば、割引率が同じか少し高くなります(ポイントが付くので実際には割引率は高くなる)。会員登録は2000円です。当日予約カウンターで申し込めば、その日の搭乗分からポイントが付きます。またWEBでの予約の場合、乗船用QRコードでだけでOKで、窓口受付に行く必要がありません。電話予約ですが、9:00~18:00までで電話番号093-481-3338です。
第一便は夕食バイキングは2000円で、朝食バイキングとのセットが2300円です。第二便は夕食バイキング(19:00~21:30)が2000円で、朝食バイキング(06:40~08:10)のセットが2600円です。食べ過ぎないように、セーブしてください。小生、食べ過ぎて血糖値が高くなりました。第一便は夕方展望浴室を利用でき、第二便は18:00~24:00、06:00~08:20の夕方と朝にお風呂(展望浴室)を利用できます。第一便は乗り込んだら、すぐにお風呂に入り、それから夕食バイキングをおすすめします。第二便は夕食バイキングを食べ、一休みしてからお風呂に浸かるか、翌朝6時に入浴するか、好みに応じて選択してください。第二便のシャワーは24時間OKです。第二便の方が船内での過ごし方には余裕があるのですが、第一便は早朝5:30に到着するので、また到着後の移動がラッシュアワーの始まる前なので、目的地に渋滞に巻き込まれずに到着できるメリットがあります。往路は第一便、帰路は第二便という組み合わせがいいかもしれません(乗用車の場合、第二便ははやめに予約を入れ押さえてください)。平日の月曜日に仕事が入っている場合は、その反対の組合せがいいかもしれません。ドック入りの期間は通常二つの便ですが、一つの船便しか運航されません。
ネットですが、名門大洋フェリーの船内及び待合室でネットが30分×3回(第一便、第二便)使えます(使い切りタイプのWIFIを持参しています)。部屋は「ツーリスト」(二等洋室、カプセルホテルの上級版と考えればいいでしょう)を利用しています。ツーリスト(二等洋室)で十分です。いびきをかく人と同室になった場合は、運が悪かったと割り切ってください。瀬戸内海は波が穏やかなので、またフェリーが大型なので、揺れが少なく、熟睡できます。エコノミーは雑魚寝よりはいいですが(仕切りあり、荷物置き場あり)、いわゆる大部屋の「雑魚寝」と分類できるでしょう。
自家用車の場合、高速道路を利用すれば、アクセスはよい(新門司港、大阪南港)。小倉駅、門司駅から送迎バスが運行されています。ネットで検索して、瀬戸内海の船旅を堪能してください。乗用車を載せて、乗船する際には、「自動車検査証明記録」(いわゆる車検証)で長さを確認する必要があります。車体の長さで運賃が変わってきます。早めに並べば、乗用車は第六甲板に格納されます。F6には「エントランスホール」「案内所」があるので、最初は早めに乗船するために並ぶのがいいでしょう。第五甲板、第四甲板、第三甲板の場合もあります。第六甲板は乗用車だけです。予約後に送付されてくる予約確認証をプリントアウトしておくと、乗船がスムーズです。プリントアウトしていないと、バーコードをプリントアウトするために、予約所カウンターまで、車検証を持参して、行く必要があります。
大阪ユニバーサルスタジオとか万博、京都・奈良観光、関西の観光地巡りに便利ではないでしょうか。小生は三重県いなべ市の現在空家への本や資料の搬入にフェリーを使っています。令和7年3月に東海環状自動車道(新名神の新四日市JC)の「いなべIC」が開通したので、大阪南港から2時間で行くことができます。
いなべ市藤原町の梅林公園、藤原岳登山にぜひチャレンジしてください。いなべIC経由の他にも関ケ原経由、彦根経由の山越え、近江八幡(八日市、永源寺)経由など様々なルートで「いなべ市」を一度訪問してください。桑名市、四日市市もぜひ一般道路で走り回ってください。鈴鹿サーキットもあります。長島温泉もあります。小学校の時に遠足で行った伊勢神宮もあります。
付記 「北九州新門司港⇔大阪南港」便は、WEB予約の場合3時間前まで予約の変更が可能です。2025年5月10日大阪南港出港便のツーリストが満席でエコノミーしか空いてなく、エコノミーの大部屋に予約を入れましたが、5月10日に空きが出ており、予約を変更しました。予約の変更ですが、キャンセルと追加(人数)の予約は簡単にできますが、エコノミーからツーリストへの変更が案外大変で、小生うまくできませんでした。エコノミーからツーリストに変更したと思っていたところ、自動車の乗船の予約がキャンセルしていたことになっていて、乗船時にバーコードを読み込んで初めて気づきました。カウンターに車検証を持ち、事情を説明したところ、男性のスタッフがWEB割と同じように乗船券を発券してくれました。(女性スタッフ1名の対応・説明は変更の手続きなどをきちんと説明できませんでした。2回も)変更の場合、乗船者の追加は簡単ですが、ドライバーのエコノミーからツーリストへの変更では、乗船車が大丈夫か(キャンセルされていないか)確認してください。メールで変更の連絡がありますので、それで確認できます。必ず確認してください。人数の追加は簡単にできますが、変更がややこしい。
小生、乗船後船内で事の経緯、女性スタッフの午前と午後の対応の仕方を説明し(不正確ないい加減な情報提供)、変更の手続きのホームページ画面の改善を要望いたしました。おそらく改善していただけるのではないかと期待しています。乗船後、案内所でもエコノミーからツーリスト(二等洋室)への変更は受付てもらえますが、ネット割引がありません。「差額」を支払う必要があるとのことでした。ですが、差額は大した金額ではないと思います。小生の場合シティーラインカードを持っているので、それがどのように扱われるのかによっては差額を払う必要なないかもしれません。
大阪南港の窓口受付の女性スタッフだけが、いい加減かつ出鱈目な対応でしたが、男性スタッフや他の各係(車の誘導)の対応はよかったと思います。ネット割引はありませんが、乗船後の案内所で変更をお願いすることができることも選択肢としてあることを覚えておいてください。シティーラインカードは船内での買い物や食事の時に提示するとポイントが付きます。
2025年5月19日に乗船を予約していたのですが、新門司港発大阪南港着便を誤って予約していたのに気づき、前日に予約を変更しました。その折に第二便「大阪南港発新門司港j着」の19時50分発に変更したかったのですが、ツーリストの部屋を押さえ、次に自家用車の予約をしたのですが、すでに予約でいっぱいであることがわかりました。第一便の17時発に乗用車スペースが空いていないかと予約を最初から入れ直し、ツーリスト、自家用車と無事に予約を入れなおすことがことができました。搭乗便の変更は比較的簡単にできます。ツーリストの部屋とベッドを選ぶ際に、一つしか選べません。二つ選んだ場合、クリアーを押さないといけません。男性、女性、子供、添い寝の有無などの人数を「+」「-」で数字を入力して終わりです。私の場合、「大人」「男性」の「+」をクリックして数字の「1」にすればよいということになります。
第一便の場合、シティーラインカードを使えば、車両(5メートル未満)が17250円で旅客が990円(エコノミーからツーリストへのアップ)となります。合計18240円です。第二便だと合計金額は19540円です。
改善すべき点は、掲示の英語表記が不十分であることである。状船員が英語のAI翻訳に頼る前に、中学校レベルの会話力は必要である。
カーナビですが、車に備えついている古いカーナビとスマホで最新の情報が得られるカーナビを併用しています。スマホのナビですが、初めて走る道路の場合は「Yahooカーナビ」をおすすめします。分岐点の表示がわかりやすい点がいいと思います。またWIFIですが、めんどくさい契約が不要な使い切りタイプのWIFIのコストが安くていいと思います。カーナビのWIFIでは速度や容量などで困ることはありません。
新しいい最新の情報(新しい道路、渋滞)が載っているスマートホンをメインのカーナビとして使っています。日頃の慣れた道は車に備えられたカーナビで十分ですが、携帯のカーナビなど使うことはありません。
Yahooカーナビは安全確実な経路を表示します。初めて通る道路などの場合、的確な案内だと思います。もう一点は、渋滞を回避する道順を表示してくれる点も見逃せません。これは知っている道を何度も通ることでYahooカーナビのすぐれた機能であることがわかります。高速道路の表示も優れています。
利用時の注意事項としては、電源が20パーセントを下回ると、位置情報が取れなくなり、カーナビが機能しなくなります。表示はありますが、画面の地図が動きません。電源の充電状況には乗車前に必ず確認してください。バッテリー切れなどの対策として、スマホのカーナビと自動車のカーナビの併用をおすすめします。